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昨年12月に期間限定で通信販売を行った「ピエトラ・コロンビナ」エキストラ・バージンオリーブオイルは、トスカーナ産の早積みオリーブを絞りたてのうちに空輸したオリーブオイルで、大変なご好評をいただきました。毎年、こういったワインでいうところのボジョレー・ヌーボーのような商品をお届けできればと思っています。ちなみに、オリーブオイルの収穫のピークは12月から1月にかけてですので、日本でその年の絞りたてのオリーブオイルが入手できるのは、通常、2月末か3月頃からです。余談ですが、テーブルオリーブのブラックオリーブは熟して黒くなった実を使うのではなく、まだ青いうちに収穫された実が加工の工程であのような黒色になるということはご存知でしたか?
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世界一のオリーブオイル消費大国はギリシャ!?
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オリーブオイルの年間総生産量は多い年でも約300万トンほどで、天候によっては生産量が大幅に減少することもしばしばです。この数字だけではピンとこないかもしれませんが、近年、オリーブオイルは全世界の需要に対して慢性的に不足気味です。国全体の消費量が圧倒的に多いのは、イタリアとスペインです。日本のオリーブオイル輸入量は年間約3万トン程度で、一人あたりの年間消費量は250gほどです。
アメリカでは、現在は20万トン前後ですが、健康への有用性表示をFDA(米国食品医薬品局)から正式に認可されたということもあり、今後さらに消費量が増大すると考えられますね。ちょっと意外かもしれませんが、個人消費量が最も多い国はギリシャです。一人あたりの年間消費量が20〜30kgと、ケタ違いの多さです。ギリシャでもオリーブオイルを生産しているのですが、ほとんどは輸出されることなく、国内だけで消費しきってしまうほどです。これからますますオリーブオイルの需要は高まりそうな気配ですが、オリーブは植樹から収穫までに、少なくとも5年はかかるので急激に増産というわけにはいきません。今後、オリーブオイの一層の不足が懸念されますね……。
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パッケージへのこだわり
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イタリア人の味に対することだわりは日本人と同じです。だから、オリーブオイルの味に妥協をしないという姿勢は、すぐに理解してもらうことができました。問題はパッケージです。BOSCOでは以前は金属キャップを使っていたのですが、漏れがあったり、キャップが空回りして開封できなかったり……、そのようなことが頻繁にありました。もちろん、日本に商品が届いてから、全量検品を行って出荷をしていましたが、やはりクレームは、もとから改善をしないとということで、日清オイリオでは独自に注ぎやすく分別も容易なプラスチックキャップを開発し、イタリアに送りこむことにしました。イタリア人は「味がよければいいじゃないか」という考えが根底にあるので、私どものパッケージへの強いこだわりはなかなか理解できなかったようです。まあ、ラベルが曲がって貼り付けられていたり、上下逆さまでも気にしないという、おおらかなお国柄ですからね(笑)。
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イタリア産オリーブオイルにこだわる理由
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スペインのオリーブ収穫量はここ10年位で大幅に増えました。その理由は、栽培方法と収穫方法にあります。スペインでは、広大な畑にオリーブの品種を絞って栽培を行い、灌漑設備の整備や機械による収穫も進んでいます。機械収穫ではオリーブ果実の収穫スピードが圧倒的に早く、大量のオリーブを短期間のうちに収穫することができます。対するイタリアでは、まだまだ人手に頼る収穫が多く、そのなかでも手摘みされたものは収穫時の実の傷みが少ないという大きなメリットがあります。比較的供給量や品質の安定しているスペイン産オリーブオイルも魅力的ではあるのですが、イタリアは品種が多いということもあり、オリーブオイルの風味や品質の選択肢が圧倒的に広いというと特徴があります。香りや味の豊富なバラエティーの中からチョイスして、思い通りの最高級エキストラバージンオイルを作り上げることが出来る訳です。実際に現地を回ってみると、イタリア人にはオリーブオイルに対するこだわりとプライドをとても強く感じます。BOSCOのイタリア産100%へのこだわりは間違いではないと確信しています。
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次回は、鈴木氏直伝、オリーブオイルをもっとおいしく味わうための情報をお届けします。
ご期待ください! |
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